無農薬・無肥料への挑戦

木村もも園はその名の通り桃農家で、桃を栽培しています。
桃は果肉もやわらかく、とてもデリケートで、虫や病気にも非常に弱い果物です。また、出荷の際には果実の見た目の美しさも評価の一部になります。
そのため、桃の栽培には農薬が欠かせません。

しかし私たちは無農薬・無肥料での桃の栽培を目指しています。徐々にではありますが、農薬と肥料の使用を少しずつ減らしています。
現時点では、2007年の栽培開始から除草剤・化学肥料を一切使用していません。

無農薬・無肥料を目指すきっかけ

現在は慣行農法(これまで通り農薬や肥料を使用した栽培方法)がほとんどですが、無農薬・無肥料栽培の桃畑も少しずつ増やしています。
私たちが無農薬・無肥料栽培に関心を持ったのは、木村秋則さんの本との出会いがきっかけでした。

木村秋則さんは青森県の農家の方で、無農薬・無肥料のリンゴの栽培に成功しました。
その著書『奇跡のリンゴ』を読み、桃でも無農薬・無肥料栽培が可能なのではないかと考えたのです。

農薬は細かく使用量や使用回数が規定されており、皆さまのお手元に届いた作物は危険がないとされています。
それでも散布時はマスクとカッパを着用し、散布後しばらくは畑に近づくと農薬独特の匂いや刺激を感じることもあります。
桃の葉

食べる分には問題が無いとはいえ、農薬は出来るだけ使いたくないものです。
そこで私たちは、慣行農法の桃畑と並行して無農薬・無肥料栽培の桃畑も作ることにしました。そして、慣行農法の桃畑についても、減農薬・減肥料を行なっていくことにしました。

これからの課題

無農薬・無肥料の桃畑を開墾するにあたって、一番悩んだのは畑の場所でした。
木村もも園のある岡山県勝央町は、岡山県北でも有数の桃の産地です。慣行農法の桃畑の周りには他の農家さんの桃畑がたくさんあります。
そんな環境で無農薬・無肥料に挑戦して、周りの農家さんにご迷惑をおかけすることがあっては大変です。
元あった桃畑とは別に、山の奥にあった竹林を開墾して無農薬・無肥料で桃を栽培することにしたのです。

無農薬・無肥料栽培を開始して、2012年でやっと3年目になります。
まだまだ軌道に乗ったとは言えません。
木村もも園の挑戦は始まったばかりです。

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まずは、安心・安全でおいしい無農薬・無肥料の桃を収穫することを目指して、さらに一人でも多くの方に安心・安全でおいしい無農薬・無肥料の桃を食べていただき、喜んでいただくために頑張っていきます。
木村もも園をよろしくお願いいたします。